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| いつもの土曜のお昼時。私は学校から帰宅し、共働きの母が用意してくれていた昼ごはんをパクついていました。そうなんです。週休2日が当たり前となった昨今ですが、80年代はまだまだ週休1日の時代。親も仕事に行くし、小学生は3時間授業、いわゆる「半ドン」というのが世の常識でした。この「半ドン」という文化こそが「今日は土曜日なんだな〜」という曜日意識を強烈に後押しし、「午後は何して遊ぼうかな〜?」というワクワク感を演出していた記憶がありますね。
『独占!女の60分』における詳細レポート(笑)で、世の中にはこのような世界があることを知った少年は、大人社会の情けないほどに汚らわしい実態に落胆すると同時に、いい映像が見られて儲かったなあという心の奥底に生じた確かな満足感を得ていたのでした(笑)。私はこの衝撃的な事件をさっそくクラスの男子に流布したところ、同じように性に目覚めていた連中が大きく興奮をし、次の土曜日にはうちに集まって、『独占!女の60分』をみんなで鑑賞しようという企画が立ちあがたったのです。正直、ノーパン喫茶の紹介が再度都合よく放送されるかはわからないし、確率的にはかなり低いにも関わらず、少年たちの募り始めた興奮と期待感はそんな確率論をかるく凌駕し、次の土曜日には6〜7人のギャラリーがうちに集まったのです(苦笑)。そしていざチャンネルをあわせると…! なんと今回も見事にノーパン喫茶情報を流してくれたのです、『独占!女の60分』は! 視聴者のニーズをものの見事にすくい取った、当時の番組ディレクターのなんたる慧眼。少年たちの願い・欲望は天の通ずるところとなり、カルチャーショックを受けた彼らは、その興奮状態のまま駅前の本屋へエロ本覗き見ツアーを敢行するというポジティブ(笑)アクションを起こすこととなるのです。この当時のありさまは、『オレ流波瀾万丈』コンテンツ内の『エロ本探検隊』に詳しく書いてありますので、興味のある方はどうぞ。
そんな感じで子供の世界にも大きな影響を与えたこのノーパン喫茶ですが、個人的には新たなる性の萌芽を促進させたという点と、大人ってみんな偉いと思っていたけど、実はけっこうダメだなと初めて気づかせてくれた点が大きな影響力でしたね。大人の弱さを一つ覗き見しちゃったというか。でもその事実にそれほど幻滅することもなく社会の裏側を吸収できたと思うので、清濁あわせ飲む精神的成長という点ではスムーズなステップアップだったと思いますね。 (2015年9月5日) |
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